数ヶ月で資金が何倍にもなるという非現実的な商材セールスレターに洗脳された方々には理解し難いことかも知れませんが、素晴らしいシステムトレード、ミラートレードだといっても、いつ成績が右肩下がりになるのか分かりません。
金融工学を駆使したヘッジファンドの世界では、運用成績が年間数十%もあれば非常に優秀と言われます。
「実は、数ヶ月で資金が何倍にもなるシステムを構築していくこと自体非常に難しいものである。」
というのが業界関係者の間では常識であり、現実なのです。
もし詐欺系商材に謳われているようなパフォーマンスが低リスクで得られるとしましょう。
そうすると、複利運用を続けていけばポジションサイジングにより運用益が決定してしまうことになり、最終的には、そのシステムがFX市場そのものを牛耳ってしまうことになります。
もしそのようなシステムがあったとしても、それが安価に販売されることが現実的なのかどうかは、ご自身でご判断ください。
なお、余談になりますが、
最近流行りの口座開設だけでファンドの様に自動売買を行い、全く手間がかからないことを売りにしている商材もございますが、私の経験上そういうものの中で良い話を聞いたことはまずありません。
これらはユーザーのトレードしたLot数に応じた報酬が販売者に入る仕組みになっています。
最終的にはそのしわ寄せがユーザーに還元されることになります。
FX市場は、ゼロサムゲームです。
商材の購入者は、過去の本当の成績を確認する術がありません。
結局、販売者を信じて投資をするしかなく、実際に申込をしてみると散々な成績のものが多いという噂を聞きます。
私見ですが、他力本願なものの中に大成する道は殆どないというのが現実ではないでしょうか。
FX取引において理論的に戦略を突き詰めてきた経験から言わせてもらえれば、
本システムのような仕組みを構築していかない限り、どのようなシステムに謳われた高パフォーマンスも最終的には「絵に描いた餅」に終わる可能性が高いのではないかと考えております。
本システムがトータルとして最終的に目指すところは、高利率のファンドのようなシステムをご自身で構築し、その安定運用を他人任せではなくご自身で管理できるようになることです。
本システムは、ご自身で使用される限りコピー制限を設けてはおりませんので、複数EAを複数コンピュータで運用し、大規模なシステムを構築することも可能です。
今までのシグナルインジケーターを上手く組み合わせて自動売買化し、ポートフォリオを組むこともできます。
ぜひ独力でシステムを組む楽しみを味わっていただきたいと考えております。
【Hyper Click FX】(インジケーター対応版)は、MT4(MetaTrader4)口座で稼働させたシグナルインジケーターの売買シグナルを、スプレッドの小さい国内優良業者等の運用先システムへとそのままコピーして発注する自動売買システムになります。
なお、本システムは、4部構成になっています。
構成システム① (Hyper Click FX エクセルファイル(発注用クリックシステム) 構成システム② (Hyper Link システム) 構成システム③ (HyperSignTrader【自動売買化EA】) 構成システム④ (Hyper_Signal_GMMA【付属インジケーター】) |
それでは、これら4つを順番にご説明していきます。
構成システム① (Hyper Click FX エクセルファイル(発注用クリックシステム)
GMO クリック証券【「はっちゅう君FX」(デモ、ライブ共通)】 ヒロセ通商【「LIONFX」(デモ、ライブ共通)】 FX トレード・フィナンシャル【「高速FX」(デモ)】 DMM.com 証券【「PRO TRADE」(デモ、ライブ共通)】 外為ジャパン【「FX PRO」(ライブのみ)】 |
マニュアルには、UWSCというキーボードの自動操作を行えるフリーソフトを利用する「UWSCモード」についても解説しています。
UWSCを使ったマクロを組める方は、発注以外にも様々なパソコン操作を自動化させることができるため、より高度な自動売買の設定を組むことも可能です。
自由度の高い自動売買システムを構築するために、ぜひUWSCを有効活用して下さい。
※デフォルトでは、マクロより直接発注信号を出す「DIRECTモード」を使用することにより、よりタイムラグのないトレードをおこなうことができます。
構成システム② (Hyper Link システム)
Hyper Link システムは、MT4で発生させた売買シグナルを発注用クリックシステムに送信するものです。
トレードを行う通貨ペア以外のチャートに、売買シグナル送信専用のEAをセッティングします。
この独自開発した送信用EAが、データの受け渡しをエクセルの発注用クリックシステムへ、ダイレクトに行うためスムーズに発注することができます。
ワンクリックで発注可能な業者であれば、シグナル発生から取引先システムへの発注までの時間が、ゼロコンマ数秒になります。
おそらく、視覚的、感覚的にも、ほとんどタイムラグを感じないはずです。
メール送信等を使用したシグナル送信システムでよく問題となるのが、MT4がハングするというリスクを指摘されますが、【Hyper Link システム】では、その構造上、起こり難い仕様となっています。
長期間の使用にも耐え、問題を起こすこともないでしょう。
※インジケーター対応版では、HST(HyperSignTrader)及び特典で添付しているEA以外はデータ送信が出来ないよう制限を設けております。
(他のEAを使用される場合は、【Hyper Click FX】(EA対応版)をご購入ください)
構成システム③(HyperSignTrader【矢印インジケーター自動売買化EA】)
指定した矢印インジケーターのシグナルを解読し、MT4口座へ自動発注を行います。
(インストールされたMT4フォルダ内のexファイルを呼び出して実行しますので、チャート上に同じインジケーターを表示させなくても売買が可能です)
尚、【Hyper Click FX】の発注機構とは関係なくこのEAだけでも単独で使用が可能です。
当初、Hyper Link システム(データ送信用EA)との一体化も検討いたしましたが、使用上の便宜を図り、Pepperstone等の比較的スプレッドが小さいMT4業者でも単独で使用ができる様、矢印自動売買化EAとして独立したものを組み合わせることにいたしました。
(勿論、HyperClickFXの発注機構と組み合わせていただくことで、更に取引コストを削減、期待値を向上させた自動売買が可能になります)
※尚、エクセルファイル部分は共通となりますので、既にEA対応版をお持ちの方は、オプションシステムとお考えいただいても結構です。
(マニュアル及びHyperLinkシステムは専用となります)
《「HST」(HyperSignTrader)の基本仕様 》
・S/L(ストップロス)、T/P(リミット)の設定
・ATRトレーリングストップの設定
(ノイズに左右されにくいSmoothモードも装備)
・MA(パーフェクトオーダー)フィルター
・パラボリックSARフィルター
・シグナルの反転利用
・エントリー許可時間帯の設定
・時間指定決済
その他
上記設定以外に、上位5つ以内のパラメーターを変更し、バックテストを行うことも可能です。
※HyperClickFXの仕様に合わせ、1通貨ペアにつき1ポジション限定の売買になります。
従いまして、連続して同じ方向にシグナルが出るインジケーターでは、最初のポジションが決済されない限り次のポジションは持たない仕様になっております。
(ナンピン、マーチン戦略は、HyperClickFXのコンセプトからは外れるといったこともあります)
構成システム④(Hyper_Signal_GMMA【付属インジケーター】)
本システムは、「HST」(HyperSignTrader)で自動売買化可能なインジケーターであれば、アタッチメントのように取り替えて運用できる仕様になっておりますが、今回、付属インジケーターといたしましては、(巷でも話題の)GMMA(Guppy
Multiple Moving Average)を基準としたシグナルインジケーターを添付させていただくことにいたしました。
→付属インジケーター